研究会概要
ハンドハイジーン研究会は、日本の医療および介護施設における医療関連感染のリスクを低減し、医療の質と安全の向上を図ることを目的として手指衛生遵守率を改善させることを目的として発足しました。
研究会参加会員は、ウェブサイトを通して、手指衛生遵守率向上のためのベストプラクティスマニュアルを活用し、自主的な手指衛生の改善活動を実践できます。
会員登録は1年を通して常時受け付けており、所定の審査の後、正式な会員として専用サイトにログインできるようになります。会員専用サイトには、手指衛生遵守率向上のベストプラクティスマニュアルがありますので、取り組みはそのマニュアルに沿って実施します。取り組みの成果は、年に2回、成果物を提出する機会があり評価を得ることができます。
成果はウェブサイトを通して提出し、6月と12月に最優秀賞や優秀賞などの表彰が行なわれます。
参加条件:感染対策の担当者がいること。自施設の施設庁に参加の了承を受けていること。定期的に開催される報告会、相談会に参加できること。(手指衛生製品はどこの製品をご使用になっていても結構です)
参加期間:施設のペースに合わせて、最短12ヶ月、最長36ヶ月(目安)
参加から成果提出までのスケジュール例: 改善コースへの参加から成果提出への応募までは相談会に任意のタイミングで参加して改善を進めていくことができます。集大成としての成果提出は、概ね3年以内が望ましいと考えています。
2023年度事業計画 (PDFはこちら)
2024年度事業計画(PDFはこちら)
成果提出までのスケジュール例
パターン | 1年目 前期 |
1年目 後期 |
2年目 前期 |
2年目 後期 |
3年目 前期 |
3年目 後期 |
---|---|---|---|---|---|---|
A | 相談会 | 相談会 | 成果提出 | |||
B | 相談会 | 相談会 | 相談会 | 成果提出 | ||
C | 相談会 | 相談会 | 成果提出 | |||
D | 相談会 | 相談会 | 相談会 | 成果提出 |
また、研究会は以下の活動も進めてまいります。
- 実践活動の支援
- 共同研究・調査の実施
- セミナーの開催
- ベストプラクティスマニュアルの改善/アップデート
- 関連文献・情報の収集および提供
- 出版物の刊行
- その他,本会の目的を達成するために必要な事業
本研究会には、日本国内の医療施設・介護福祉施設であればどのメーカーの手指消毒剤を使用していてもご加入いただけます。ただし、手指衛生遵守率向上には、施設長または施設執行部の理解と関与が重要な要素となります。 また、研究会に参加して頂くにあたり各施設での手指衛生遵守率に係るデータをご提出頂きますので、研究会参加お申し込みの際は、予め感染対策委員会に了承を得るようにしてください。